2020/10/08 17:15

冬か近づき、空気が乾燥してくると気になるのが風邪やインフルエンザ。

特にこの時勢的に、体調を崩すのは避けたいですよね。



意識して人ごみを避けることや、手洗いうがいが基本となりますが、
ウイルスに負けない体づくりが肝になりそうです。
かかってしまって後悔してしまう前に、元気なうちから体のケアをしたいですね。
今回は少し角度を変えて、漢方の世界の考え方を紹介します。

大切なのは「血・気・水」の巡り

漢方の世界では、人間の体の不調のものさしとして「血・気・水」という概念を用います。

血(けつ)・・・主に血液のことです。栄養を体内の機関に運ぶ役割があります。
気(き)・・・目には見えないエネルギー(やる気や気合い)のことで、自律神経の働きに近いと言われているものです。
水(すい)・・・血液以外の体液のことです。水分代謝や免疫システムに係わっているとされています。

この3つの流れが滞ってしまったり乱れることが不調の原因になるそうです。
逆に考えると、この3つの要素がうまく体内をめぐらせることで、健康を維持しやすくなるということ。

このうち血は特に体に取り入れる食べ物が大切に。
その巡りを保つ食材をご紹介します。

血を巡らせる食材は、桃と酢


血を巡らせる食材のひとつが桃です。漢方薬でも桃の種は使われることがありますが、血流促進の効果を期待して化粧品の原材料として使われることもあるそうです。
夏のくだもののイメージがありますが、品種によっては収穫時期が秋口の桃もあります。桃は苦手な人も少なく、美味しいので、進んで食べられそうです。
また、酢も血を巡らせる食材のうちのひとつになっています。健康に良いイメージがありますが、血を巡らせる食材にもなっているのですね。
他に血を巡らせる食材として、玉ねぎ、長ネギ、ニラ、ウコン、青魚、黒豆などがあります。
意識して食事に取り入れてみるのはいかがでしょうか?

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